人々の行動を突き詰めていくと、最終的にはお金やモノではなく、得たい感情に行きつきます。それを分類すると6つの感情ニーズに当てはまります。それが、「シックス・ヒューマン・ニーズ」です。 「仕事で成功してお金持ちになりたい。」、「家族とゆっくりしたい、だからお金が必要」 「いろいろなことにチャレンジしたい」、「安定した会社に勤めたい。」
人によってその欲求は様々ですが、人間は欲求があるからこそ行動しているのです。
その6つは、
1.安定欲求・・・安定したいというニーズ
2.変化欲求・・・変化が欲しいというニーズ
3.特別感欲求・・・重要感、価値ある存在でありたいというニーズ
4.つながり欲求・・・愛されたいというニーズ
5.成長・・・成長したいというニーズ
6.貢献・・・何かに貢献したいというニーズ
の6つがあります。4つのニーズが満たされると次にネクストステージとして
成長と貢献を満たしたいと行動するようになります。
人の行動の基本となる4つのニーズが行動源として活用できるのです。
サッカーボールが欲しい子供のおはなし
子供がサッカーボールが欲しいと言いました。
さて子供が本当に欲しかったのは、サッカーボールでしょうか?
本当に欲しかったのは、もしかしたらお父さんと一緒にサッカーの
練習がしたいというつながり・愛が欲しかったのかもしれません。
サッカーが人より上手くなり、僕はすごいんだと思いたい(特別感・ 重要感)かもしれません。
またはクラスのほとんどがサッカーをやっているので自分もやることで 安心したかったの(安定感)かもしれません。
サッカーという今までに経験したことのないスポーツにチェレンジ
してみたいという変化欲求かもしれないですね。