感情ニーズを用いたマネジメント
感情ニーズを活用して成長する組織作りを

変化欲求』の強い人は 、目指すべき方向性に意識が向きがちで 、事前に予測すべき 「リスク回避 」の考えが抜け落ちることがあります 。 『安定欲求』の強い人に

してみれば 危ないように映るのです 。一方、 『安定欲求』の強い人は 、目の前の問題に取り組むことに熱中しすぎて 、何を目指してその問題を解決しているのかという目標に目を向けないため 、優先順位をつけられなくなることもあります 。

どちらの方がよいと 、一概に決めつけられるものではなく相互補完が大切です。

判断基準について『特別感欲求』の強い人は 、 「そんなこと 、自分でわかるさ 」

「自分の満足いく結果が得られたかどうかです」 などと答えます 。

一方 、 『つながり欲求』の強い人の答えは 、 「上司から O Kが出たから 」

 「顧客の評価が高いから良いと思う 」などというものです 。

自分自身で判断するのか他者の評価かの違いです 。

判断基準が自分の中にある 『特別感欲求』の人は 、自分で自分のモチベーションを高めることができ 、判断の基準が他者の評価の『つながり欲求』の強い人は 、他人からのフィードバックをもらうことでやる気が起こります 。

『特別感欲求』の強い人に自分の意見を聞いてもらうコツは 、

「最終的に決めるのはあなただけど …」として、決定権を相手に委ねた状態で 、自分の意見を述べることです 。

同じ方法で『つながり欲求』の強い人に使うと 、自分の判断で言われると、

とても不安になるでしょう 。 『つながり欲求』の強い人には 、

「みんなも言っているように 」などと周囲の声を使って説明すべきです 。

その上、安定欲求も加えて強い人の場合は、「本にも書いてあったのですが」 「専門家の研究によると」 などを付け加えるとよいでしょう。

『変化欲求 』の強い人のモチベーションを上げるには 、 「いろいろなことができる」「チャレンジできる」などを話します。 『安定欲求 』の強い人は 、決まったやり方や正しい方法を手に入れると安心感を覚え 、力を発揮します 。

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